第一化成株式会社へのシンジケーション方式によるグリーンローンの実行について
2024年10月30日
株式会社 りそな銀行
りそなグループのりそな銀行(社長 岩永 省一)は、お客さまとともに持続可能な社会を目指す取り組みの一環としてウルトラファブリックス・ホールディングスグループの子会社である第一化成株式会社(社長 中川 豊彦)に、当社をコ・アレンジャーとした3行シンジケーション方式によるグリーンローン※1を本日実行しました。
環境に配慮した製品の製造を後押しし、CO2排出量の削減目標に貢献します
本グリーンローンで調達される資金は群馬県邑楽郡千代田町の新工場建設にかかる設備資金に充当されます。ウルトラファブリックス・ホールディングスグループは「サステナビリティを重視し、社会に貢献する」を経営理念の一つに掲げ、第一化成は軽量かつ耐久性にも優れ、自然保護につながるアニマルフリー※2の合成皮革を製造しています。また、軽量化に注力した合成皮革を使用した自動車や航空機等のシートなどにより、自動車や航空機等の燃費向上につながる製品を展開しています。新工場を通じて、サステナブルな社会の形成に貢献すべく、持続可能な素材の活用、高い耐久性による長寿命化を実現します。加えて、CO2排出量の削減目標、水使用量の削減目標および生産量に対する廃棄物比率に関する目標を定め、製造プロセスにおける環境負荷軽減にも取り組んでいます。
【スキーム図】
【グリーンローンの概要】
契約締結日 | 2024年10月30日 |
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契約の種類 | コミットメント期間付きタームローンのグリーンローン |
借入形態 | 株式会社みずほ銀行がアレンジャー、株式会社りそな銀行がコ・アレンジャーのシンジケートローン |
貸付人 | 株式会社みずほ銀行、株式会社りそな銀行、株式会社きらぼし銀行 |
シンジケーション組成金額 | 55億円 |
借入期間 | コミットメント期間9ヶ月、タームローン期間15年 |
資金使途 | 千代田新工場建設にかかる設備資金 |
第三者評価機関 | 株式会社格付投資情報センター(R&I) |
SDGsとの関連性 |
- ※1「グリーンローン原則」に準拠し、環境改善効果のある事業(グリーンプロジェクト)に資金使途を限定した調達手法
- ※2アニマルフリーとは動物性の素材は使用していない製品