ケイアイスター不動産株式会社へのシンジケーション方式によるサステナビリティ・リンク・ローンの実行について
2023年10月2日
株式会社 埼玉りそな銀行
りそなグループの埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)は、お客さまとともに持続可能な社会を目指す取り組みの一環として、ケイアイスター不動産株式会社(代表取締役 塙 圭二)と、シンジケーション方式の「サステナビリティ・リンク・ローン」(以下「SLL」)を実行しました。
SLLとは、環境・社会・経済に対するお客さまの「サステナビリティ戦略」と、それに整合した目標(サステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット 以下「SPTs」)を定め、達成状況に応じて金利等の融資条件が連動する借入手法です。
様々な金融機関と連携して、お客さまのCO2削減を後押しします
ケイアイスター不動産は、主たる業務として戸建分譲事業、注文住宅事業を営んでいます。同社は気候変動への対策を重要課題(マテリアリティ)と認識して脱炭素社会の実現を目指しており、今回は同社グループ(連結)のscope1※1およびscope2※1のGHG※2排出量の販売棟数原単位※3をそれぞれ2031年3月期までに2023年3月期比 33.6%削減すること、scope3 Category11※1のGHG排出量の販売棟数原単位を2031年3月期までに2023年3月期比29.6%削減することをSPTsとして設定しました。
また、株式会社格付投資情報センターよりSPTsの合理性等について第三者意見書を取得しております。
【スキーム図】
【サステナビリティ・リンク・ローンの概要】
実行日 | 2023年9月29日 |
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借入金額 | 50億円 |
資金使途 | 長期事業資金 |
アレンジャー | 埼玉りそな銀行 |
貸付人 | 埼玉りそな銀行、その他金融機関 |
第三者評価機関 | 株式会社格付投資情報センター |
- ※1scope1は、企業自らの直接排出量。scope2は他社から供給された電気・熱・蒸気などのエネルギー使用に伴う間接排出量。scope3 Category11は、消費者が製品を使用する時の排出量。
- ※2二酸化炭素やメタンなどの温室効果ガス排出量
- ※3GHG排出量を販売棟数で除したもの