株式会社レジデンシャル不動産へのソーシャルローンの実行について
2023年8月31日
株式会社 埼玉りそな銀行
りそなグループの埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)は、お客さまとともに持続可能な社会を目指す取り組みの一環として、株式会社レジデンシャル不動産(代表取締役 内田 廣輝)に対して、「ソーシャルローン」(以下「SL」)を本日実行しました。
SLとは、サステナブルファイナンスの1つであり、衛生・福祉・教育などの社会課題の解決に資金使途を限定した調達方法です。
リノベーションを後押しし、「手ごろな価格の住宅」の供給に貢献します
株式会社レジデンシャル不動産は、中古マンション物件を仕入れリノベーションした後販売する事業を行っています。同社は低価格かつ良質な住宅の供給を通して生活基盤向上や地域社会の活性化に貢献しています。
本件は中古マンションのリノベーションに係る諸経費の支払いに充当されます。中古マンションの再生事業を通じて、多くの人々に手ごろな価格の住宅を供給することがソーシャル性の高い事業と位置づけられ、第三者評価機関である格付投資情報センターより「ソーシャルローン原則」および「ソーシャルボンド・ガイドライン」への適合性評価を得ております。
なお、本件は当社として2件目のSLであるとともに、SLの相対融資※としては初となります。
【スキーム図】
【ソーシャルローンの概要】
借入日 | 2023年8月31日 |
---|---|
借入金額 | 7億円 |
借入期間 | 5年 |
第三者評価機関 | 株式会社格付投資情報センター(R&I) |
- ※貸し手と借り手が一対一の関係で行う融資。