「渋沢栄一スタートアップファンド」による株式会社ケノンソフトへの投資実行について
2022年7月29日
株式会社 埼玉りそな銀行
りそなグループの埼玉りそな銀行(社長 福岡 聡)は、「渋沢栄一スタートアップファンド」を通じて、株式会社ケノンソフト(代表取締役 平野 京子)への投資を本日実行しました。
ケノンソフトは、SE支援事業、ドローン事業、教育事業の3つの事業を展開する創業企業です。特に、基盤事業であるSE支援事業は、要件定義から設計、製造・試験に至るまでのシステム開発支援において、高い技術力が評価されています。
本投資は、ドローン事業の橋梁・外壁点検のためのセンシング技術の高度化と業務プロセスのDX化および教育事業のプログラミング教育のアプリケーション開発に充当されます。本投資を通じて、土木・建築における省力化やIT人財不足解消を後押しし、持続可能な地域社会の実現をサポートします。
渋沢栄一スタートアップファンドは、優れた技術力を持ちながらも、自己資金の不足や、バランスシート上に課題があるなどの創業・第二創業企業に対し直接出資をすることで、資金繰りを安定させ、成長を後押しすることを目的に組成しています。
【株式会社ケノンソフトの概要】
会社名 | 株式会社ケノンソフト |
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所在地 | 埼玉県川越市脇田本町24番地9 PIX脇田本町ビル5階 |
代表者 | 代表取締役 平野 京子 |
資本金 | 150万円 |
設立日 | 2018年6月14日 |
事業内容 | SE支援事業、ドローン事業、教育事業 |
【渋沢栄一スタートアップファンドの概要】
投資対象 | 優れた技術もしくは成長性がある創業・第二創業企業等 |
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投資形態 | 種類株式 |
投資上限 | 10百万円 |
投資期間 | 原則5年以内 |
償還方法 | 原則自社株買い、第三者売却 |
投資地域 | 原則埼玉県内 |
【直近の創業支援の充実に向けた埼玉りそな銀行の主な取り組み】
2016年4月 | 邦銀初となる創業・第二創業企業への直接出資を行う「埼玉りそなインキュベーションファンド」(現:渋沢栄一スタートアップファンド)の取扱開始 |
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2016年6月 | 全国初の地域版ベンチャーキャピタル「東松山起業家サポートファンド」を設立 |
2021年7月 | 埼玉りそな銀行ビジネスプラザさいたま内に「創業支援デスク」を創設 |
2022年4月 | 埼玉県信用保証協会と連携したパッケージ型のスタートアップ企業向け協調融資商品「埼玉りそなリンクアップローン」の取扱開始 |
2022年4月 | 埼玉県内経済活性化に資する創業・第二創業企業へエクイティ支援を行う「埼玉りそな創業応援投資事業有限責任組合(通称『埼玉りそな創業応援ファンド(エクイティ)』)」を設立 |
2022年5月 | 事業計画策定支援と伴走支援付きプロパー融資「埼玉りそな創業応援ファンド(ローン)」を取扱開始 |