「りそなIPOファンド」によるインテグリカルチャー株式会社への投資実行について
2021年12月22日
りそなキャピタル株式会社
りそなキャピタル(社長 菊池 英勝)は、りそな銀行(社長 岩永 省一)と共同で設立した「りそなキャピタル6号投資事業組合」を通じて、2021年12月、インテグリカルチャー株式会社への投資を実行いたしました。
インテグリカルチャーは、2015年に設立されたベンチャー企業で、「CulNet SystemTM」という独自の細胞培養装置を使った細胞培養製品の研究開発に取り組んでいます。今回の投資は、細胞培養のモデルプロダクトとして取り組んでいる「培養フォアグラ」の上市や、細胞製品の大規模化技術の実証に向けた研究開発費等に使用するための第三者割当増資を引き受けるものです。細胞培養には培養液や成長因子に多額のコストがかかりますが、インテグリカルチャーが開発した「CulNet System」は、体内の臓器間相互作用を体外に再現することにより、システム内で成長因子を作出することができる仕組みであり、大幅なコストダウンを実現する画期的な技術として期待されています。また、国連が掲げるSDGsにおいても、持続可能な農業の促進や、気候変動への対策としての役割が期待されています。
「りそなIPOファンド」は、成長力のある新興企業へのリスクマネーの提供を始め、資本政策の一環として発行される新株式や既発行株式の買取りなど、株式公開を指向されるお客さまへのエクイティソリューションの提供を目的に設立しています。
【投資案件の概要】
投資先名 | インテグリカルチャー株式会社 代表取締役 羽生 雄毅 |
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所在地 | 東京都文京区本郷四丁目1番3号7階(登記上の本店) |
事業内容 | 汎用大規模細胞培養システムCulNet SystemTMを用いた有用成分、化粧品、食品、細胞培養肉の研究開発 |
投資形態 | 第三者割当増資 |
【本件に関する問合せ先】
りそなキャピタル株式会社 投資第一部
工藤 TEL:03-5539-6434