環境省利子補給事業『令和3年度地域ESG融資促進利子補給事業』指定金融機関への採択 および 「ESG融資」の目標設定について
2021年9月24日
株式会社 みなと銀行
関西みらいフィナンシャルグループのみなと銀行(社長 武市 寿一)では、環境省が開始した「令和3年度地域ESG融資促進利子補給事業」に下記の通り採択され、併せて自社独自のESG融資※1目標を設定しましたのでお知らせいたします。
当社グループは2019年4月、「2030年SDGs達成に向けたコミットメント(関西みらいSustainability Challenge 2030)」を制定。
また、2020年5月、「2030年SDGs達成に向けた、「2020年度SDGsアクションプラン」を公表し、そのテーマの一つである地球温暖化や自然環境汚染へ、各種金融商品・サービスを通じた取組みを強化しています。
今回の取組は、そのテーマに沿い、当社はお客さまに経済的メリット(利子補給)を還元しながら、ESGの考え方について対話を深め、ともに地域の持続的な発展に取組んでいけるものと捉えています。
みなと銀行は、今後も地域の皆さまへの様々な金融・情報サービスの提供を通じて、地域経済の活性化に取組んでまいります。
1.地域ESG融資促進利子補給事業
- (1)利子補給対象融資
CO2削減効果の高い再エネ・省エネ設備投資に対する融資を対象に、年率1%を上限に最大3年間利子補給を実施します。 - (2)主な事業要件(全て満たすこと)
- ①地域循環共生圏※2の創出に資するESG融資であること
- ②地球温暖化対策のための設備投資に対する融資であること
- ③融資先事業者が自らの二酸化炭素排出量を算定していること
- ④貸出実行期限は2022年2月10日(国の予算事業であり予算消化時点で取扱終了)
- (3)利子補給内容
- ①利子補給率:最大1%※3
- ②利子補給期間:最大3年間
- ③利子補給金支払:年2回
- ④交付対象融資額:最大10億円
2.ESG融資目標
上記1.利子補給対象融資を含め、2021年度の「環境要素を含むESG融資目標」※4を年間110件とし、ESG経営普及促進と環境分野への投資支援・促進に取組みます。
3.その他
地域ESG融資促進利子補給事業の詳細は、一般社団法人環境パートナーシップ会議のホームページを参照して下さい。(https://epc.or.jp)
- ※1持続的な社会を実現するため、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)を考慮した融資のこと
- ※2「地域循環共生圏とは?」地域の特性に応じて資源を補完し支え合うことにより、地域の活力が最大限に発揮されることを目指す考え方
- ※3利子補給率は1%を最大とし、利子補給後の実質融資利率が0.3%を下回らないこと
- ※4「環境要素を含むESG融資目標とは?」資金使途が地球温暖化対策に資する融資、または地球温暖化に資する取組みを行っている先への融資(私募債含む)の目標額