2021年
夏キッズ開催報告
2005年にスタートした「りそなキッズマネーアカデミー」は、関西みらいフィナンシャルグループとの共同開催により「りそな・みらいキッズマネーアカデミー」となり、毎年夏休みの時期に、グループをあげて全国各地で開催しています。
昨年は、新型コロナウイルスの影響により、残念ながら開催中止となりましたが、今年は、初のオンライン開催を実施、多くの小学生の皆さんにご参加いただきました。
新1万円札の顔となることが決まっている渋沢栄一について学ぶ特別授業や、全国のりそなグループの従業員による少人数での参加型授業を通して、お金や働くことの大切さ、また銀行の役割などを楽しく学びました。
参加してくれた皆さん、本当にありがとうございました。
今年の夏キッズでの皆さんの様子をご紹介します。
開催回数と参加人数
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対象 開催回数 参加人数 1~2年生 3 467 3~6年生 7 1,112 計 10 1,579
開催の様子
皆さんとても元気に参加してくれました。オンラインだからこそ、遠く離れた地域に住むお友だちともつながり、新しい発見もあったと思います。積極的に発言してくれて、ありがとうございました!
開校式
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開校式で登場したのは、りそなグループ各社の社長たち!夢をかなえるために必要なお金について一緒に学びましょう、と呼びかけました。
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続いて登場した“りそにゃ”に皆さん大盛り上がり!“りそにゃ”の名前当てクイズでは、回答を見て“りそにゃ”も一喜一憂。
特別講義
「渋沢栄一に学ぶお金と道徳」
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渋沢栄一の91年の人生において日本の社会に及ぼした影響、貢献について学びました。何かをやろうとしたときに必要なこと、そして守るべき理念、生きていくうえで大事にしなければならないことがたくさん詰まった授業でした。
参加の子どもたちの感想
- 日本の経済の発展に大きく貢献した、どれだけ素晴らしい人なのか、知ることができ、感動しました。同じ埼玉出身として、うれしく思いました。
- 渋沢栄一さんはとてもすごい人だと思いました。自分のお金儲けのことだけでなく、日本のことを考えていたことが偉いと思います。どんな人だったのかもっと詳しく知りたいと思いました。
- 子どもの時から難しい本を読んでいたから、視野が広くなったということなので、自分も出来るだけ何に対しても好奇心を持ち、やってみようという気持ちを大切にしたいと思いました。
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講師
渋沢史料館館長
1959年大阪府生まれ。1984年明治大学文学部史学地理学科日本私学専攻卒業後、渋沢史料館学芸員に。2004年館長となり、現在に至る。著書に『渋沢栄一伝 道理に欠けず、正義に外れず』、『渋沢栄一 近代日本社会の創造者』など多数。
井上 潤(いのうえ じゅん)
授業(1~2年生)「お金の管理を学ぼう~お小遣い帳のつけ方~」
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数名のグループに分かれ、まず自己紹介。緊張して思うようにお話しできなかった子も、50分の授業の最後には、大きな声で発表してくれていました。
クイズでお金の役割を知ったあとは、保護者の皆さんと一緒にお買いものゲームで楽しくやりくりを学びました。お金は、お小遣い帳を使ってしっかり管理していきましょうね。
授業(3~6年生)「お金の使い方と収支管理~賢い消費者になろう~」
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数名のグループに分かれ、自己紹介をした後は、銀行の役割を学びます。それぞれのグループの講師が、自分の経験を元に、わかりやすく解説しました。そして最近では子どもたちにも身近になった「キャッシュレス」について学びます。使うときの注意点もみんなで考えました。
最後に、限られた予算の中でお買い物をするゲームです。欲しいものと必要なものは違う、使えるお金には限りがあるからよく考えて選ぶ、と体験から学びました。
修了式
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最後に、修了式です。初めてのオンライン開催に講師も不安と緊張を抱えていましたが、最後のみんなの満面の笑顔に心からほっとしたと同時に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
キッズマネーアカデミー2021を応援してくださった企業の皆さま
参加したみなさまより
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参加したお友だちの感想
- お金はお父さんが一生懸命働いてもらったものだから、むだ使いしないでよく考えて使いたいです。
- ふだんママがよくつかっているキャッシュレスけっさいについて学んでぼくもべんりだからキャッシュレスけっさいにしたいと思った。買い物はちゃんと計画的に考えないとすぐにお金がなくなってしまうんだなと思った。
- 分かりやすく詳しく教えてもらえて、クイズも楽しかったし、オンラインで違う学年、遠くに住んでいる人と同じグループで話せて楽しかった。また参加したいと思いました。
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保護者のみなさまの感想
- 子どもも親が何気なく使うクレジットカードのしくみが分かり、早速「使いすぎに気を付けて」と言われてしまいました。
- コロナ禍にて遠出できず、楽しい思い出が作りにくい状況の中、オンラインで有意義な会を企画してくださり、娘も参加でき良かったです。
- 日本ではお金の話題は汚いものというイメージがあります。でもお金のことを知ることはとても大切なことだと思います。残念ながら日本の小中高でそれは教えてくれません。これからも子どもたちのためにこのアカデミーを続けてください。
参加者にイラスト募集を案内しました。
子どもたちからたくさんの楽しいイラストが集まり、その中から12点が2022年のりそなグループ公式カレンダーデザインに採用されました。
完成したカレンダーと採用されたアイデアはりそにゃオフィシャルホームページのカレンダーイラストアイデアコンテストでご紹介しています!